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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

姿勢制御に必要な要素 

姿勢を維持するためにはいくつかの要素が必要となる。
大きな分類で分けると
空間における姿勢のためには運動が必要である。
視覚やその他の情報を知覚し支持基底面を
作っていくこととなる。
また動的コントロールには感覚が重要である。
歩行などの動作は予測行動が必要になり
感覚はそれらの基盤となる情報である。
またバイオメカニカルな部分では
認知機能が重要である。
自由度や安定性を適格にコントロールする。
筋肉のコントロールも認知的な要素が大きい。

姿勢は重心線が股関節より後方に落ちていれば良好であるが、
股関節より前方に落ちてくると負荷が大きくなってくる。
(踵から約40±5°前方が良好なCOPである。エネルギー効率が良い)

前屈が強くなるか脊椎の前彎が強くなることで
腰部のストレスは非常に大きくなる。
これにより長期間の同一姿勢を取ることが困難になると
代償動作でそれをカバーしようとする。

その際に骨盤を後傾することが多いが、
股関節で代償しsway backをとるか
膝で代償し膝を軽度屈曲位にすることが多い。
また膝屈曲角度が30°を超えると
膝を支持するのが困難んとなるため
膝に手をつく姿勢をとる。
バランスをとるためには重心線は
常に身体の真ん中付近に持っていくことが多く
上半身が前に位置する場合は骨盤は後方に、
上半身が後ろに位置する場合は骨盤は前方に
移動させることが多い。

姿勢はアブノーマルな部分があったとしても、
なんらかの代償を行っていることが多い。
その姿勢は痛みをかばうためか
エネルギー効率を高めるためか
なんらかの意味を持っている。
単純にノーマルな姿勢に戻すことは困難である。
バランスのよい姿勢を考慮する場合は
部分を見るだけでなく、
運動連鎖を含めた全身を見ることが必要になってくる。
しかしながら様々な関節の運動を考慮するには
非常に困難である。
常にイメージを持って体に触ったり、
観察することがアプローチの上で大切になってくる。
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Category: 運動連鎖による影響

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