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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

視診による胸部の所見 

胸部でも観察により
ある程度の病態予測を立てることができる。
(あくまでも予測ということを忘れてはならない)

胸部は胸郭による運動性を反映する。
胸郭はともに上方に動くが
上部は前方に下部は外側に動くのが特徴である。
上部胸郭は前上方に動き
ポンプハンドルモーションと呼ばれる。
下部胸郭は外上方に動き
バケットハンドルモーションと呼ばれる。

視診では変形と左右差、運動性を確認する。
まず変形では脊椎と胸郭の変形を確認する。
ビア樽状胸部、漏斗胸、鳩胸、側彎症、
亀背、突背など様々あるが
拘束性換気障害を示唆する場合がある。

呼吸時の胸郭運動の左右差では
障害側の運動性が減少することが多い、
非障害側は代償的に運動性が増加する。

胸郭運動の減弱や消失は
閉塞性換気障害を示唆することがある。
上部胸郭のポンプハンドルモーションが
消失した場合は一秒量<0.7L
予測一秒量<40%、最大呼気流量<2L
が予測される。
また下部胸郭のバケットハンドルモーション
が消失した場合は
一秒量<0.7Lが予測される。
Hoover徴候が出現する場合も
一秒量<0.7Lが予測される。
ちなみにHoover徴候は
吸気時に胸郭下部が内側に移動する
奇異性運動のことである。

宮城征四郎:問診および理学療法所見のとり方,
呼吸器病レジデントマニュアル第3版.
医学書院;2000,pp8-11
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Category: 内部障害

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胸部でも観察によりある程度の病態予測を立てることができる。(あくまでも予測ということを忘れてはならない)胸部は胸郭による運動性を反映する。胸郭はともに上方に動くが上部は前方に下部は外側に動くのが特徴である。上部胸郭は前上方に動きポンプハンドルモーションと...

まとめwoネタ速neo | 2012/05/07 03:57

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