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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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社会の変化と療法士の意識の変化 

理学療法士は専門的な知識を元に
患者にアプローチをしていく。
この専門的な知識というのが科学的根拠にも繋がり、
その科学的根拠に基づき、
効果的なアプローチを追求してきた。

しかしながら結果としてはどうなのだろう。
専門的な知識があればあるだけ
患者はよくなるのであろうか。
心身が関わり個人差の影響も
大きい理学療法の分野では科学的根拠が
ヒントにはなるが絶対ではない。
また知識をもとに技術に応用することで
患者に知っている知識を
合わせることにもなりがちで
説明できないことは省いて思考してしまう。
(正常化バイアス)
多くの分野の知識が必要になるため、
経験年数がどうしても必要となり
一流になるのも10年や20年では難しい。

しかしながら整体やマッサージの分野ではどうだろうか。
身体構造の知識にはムラがあるものの、
若くても開業し結果を出しているセラピストがたくさんいる。
マッサージ手技などうまいセラピストは本当にうまい。
すぐに結果を出す。こういうセラピストには手技では
理学療法士は歯が立たないかもしれない。
現実的に患者が求めているのは
知識ではなく、結果である。

こうした社会環境から近年療法士の意識も
変化しているように感じる。
知識から技術という流れから、
技術から知識という流れのパラダイムシフトである。
これにより知識ありきでなく
患者に合わせて知識を入れるため、
より実践的で効率的である。
また体性感覚から得られる情報を元に
様々な表現が可能になるため、
大きな視野と世界が広がることになる。
これには必ずしも経験年数が影響する訳ではないので
意識の変革があれば年数を超え若手でも
十分結果を出すことが可能になる。

最近の勉強会では知識はまだこれからだが、
ハンズオンでのタッチが
とてもうまい療法士が増えている。
社会の変化を察知し、
より結果を出すためのアクションを
感覚的に行っているのかもしれない。
またこれは知識がいらないと言う訳ではない。
今までないがしろにしていた
技術に必要な感性を取り入れる。
そして何より今まで大切にしていた
知識と統合することで
より精度を高め、さまざまな応用に
つなげていけるのではなかろうか。

理学療法の分野はまだまだ発展途上で
絶対的な確立した理論は存在していない。
その中で目の前の患者と向き合うためには
自分なりの思想や哲学が大切になってくる。
この思想や哲学が自分なりの言語や思考を作り、
患者にわかりやすい表現や他職種にも
わかりやすく伝える大きな力となる。

歴史の浅い中でも培われた理学療法のすばらしい部分と、
今現在の社会の求めるもの。
これらをうまく融合させていくことこそ
今後の意識としてなくてはならないものではなかろうか。
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Category: 哲学・思想

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理学療法士は専門的な知識を元に患者にアプローチをしていく。この専門的な知識というのが科学的根拠にも繋がり、その科学的根拠に基づき、効果的なアプローチを追求してきた。しかしながら結果としてはどうなのだろう。専門的な知識があればあるだけ患者はよくなるのであ...

まとめwoネタ速neo | 2012/05/28 03:02

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