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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

心理面のコントロール 現実対処の促進 

日常生活での問題を考えたとき、
姿勢も気をつけている。
動作も変わったこともしていないし、
量も増えたりしていない。
そういったとき次に考えられるのは
心理面の影響である。
心理面に影響がある場合は
全身に漠然とした症状が出現する。
(どこかが痛いというよりは
全部が痛いなどと表現することも多い)
食欲が亢進したり減少する。
また眠れなくなったり寝過ぎたりすることや
気分のいら立ち(不安)もしくは落ち込みなどの症状が
出現することも少なくない。

まず大切なのは漠然とした不安や気になることを
いかに具体的にしていくかである。
身体症状において不安気になることとして多いのは
・何が起きているのか?
・いつよくなるのか?
・自分にできることは何なのか?
・セラピストには何ができるのか?
こういったことを質問により聴取することができれば
患者の不安を軽減することができるかもしれない。

またアプローチや説明の際の
セラピストの言動は非常に重要である。
いら立ち落ち込みが生じている場合は
患者は精神的に不安定になっている場合が多い。
いら立ちは他人のせいにする思考となりやすく、
落ち込みは自分のせいにする思考となりやすい。
こうした精神的対処を現実的対処に思考に
うまく切り換えていくことが必要である。
(これはある程度患者の精神状態が安定して
思考することが可能でなければならない。)

他人のせいや自分のせいなどの「誰が悪い?
からどの行動を変えればいいかという
何を変えればいい?」に意識をシフトしていく。
自己や他者の人格ではなく行動を変えていく意識である。
そうすることで問題を現実的・具体的に考えることが可能となる。
・問題を具体化
・さらに詳細に分解
・行動を変えてみて効果判定。
・結果に合わせて行動の修正
これらを繰り返していく。

こうした行動や思考を変化する場合には
非常に多くのエネルギーが必要である。
そのためセラピストは患者の喜びを
引き出していくことが大切である。
(ドーパミンによる学習強化)
これは好きな教科はあまり努力しなくても
頭に入るのと同じことで、
いかに楽しんでやっていくかが最重要である。
どうしても静止しなければならない行動のみ
指摘を入れるが、「こうすればよくなる。」といった
前向き未来型の指導が中心である。
基本は本人の強みである好きなことや得意なことから
うまくつなげていきその能力をさらに上げることで
弱点をカバーするといったイメージが大切である。

こうした思考と行動を変化させることは非常に難しい。
これには習慣が関係しているためある。
習慣は無意識での行動であり、意識しない限りは
その行動が自動的に出現してしまう。
人は防衛本能によりしんどいことより楽なことを選ぶ。
習慣を変えるためにはいかにメリットがあり、
デメリットを軽減することができるのか
認識することが必要である。

精神的な不安をいかに現実的にしていくか。
少しでも不安を軽減する方向に手助けしていきたい。
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Category: 日常生活の影響

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まとめwoネタ速neo | 2012/06/10 14:51

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