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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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廃用症候群による筋萎縮とその取り組み 

体は使わないと筋力が減少してしまう。
1年間平均的な日常生活を行った場合でも
筋力は1%減少していくと言われている。
寝たきりでは2日で1%衰えると言われる。
要するに1年分の衰えが寝たきり2日で
同程度になってしまうのである。

改善するためには長い時間を要することになる。
低下した筋力の回復には少なくとも
以前の状態まで回復するには
2倍ないしそれ以上の期間を要する1)

患者が入院した場合、どうしても日中することもないので
運動量は格段に落ちてしまう。
自宅での日常生活では起きてる時間と寝てる時間の割合は
8:2程度だった人でもたいていの場合は逆転してしまう。
寝ている時間が8で起きてる時間が2程度になるのである。
完全な寝たきりでないにしても8割寝ているとした場合
3ヶ月入院した場合は相当の筋力が落ちていることが予測される。

筋力の回復には1年以上必要になる計算となる。
整形外科的な問題で入院した場合はさらに可動域制限や
筋の短縮や緊張などの要因も絡むため
より状態は悪いかもしれない。

そのため退院後の生活のほうが入院中よりも
運動調節が難しくなる。
筋力の低下が著明なため今まで通りの生活をした時点で
オーバーユースになってしまう可能性は高い。
しかしながら家族からの協力が得られない場合は
非常に大きなダメージとなり
再び外来通院を余儀なくされるかもしれない。
食事程度の運動量ならまだしも
掃除や草抜き、趣味活動や仕事においては
とても許容できることは厳しいのではないだろうか。

痛みが出現することで患者は不安になる。
しかしながらうまく調節をし元の筋力を得るためには
必要な経過なのかもしれない。
1週間に1割程度の増加であればオーバーユースになりにくいこと。
痛みが出ても1週間もすれば落ち着くことが多いということ。
症状が改善しない場合は動作(運動量・様式)、姿勢、
心理的な問題の原因であるためその調節が必要であることを
しっかりと患者に伝え過度に療法士に依存しない
取り組みも必要なのかもしれない。

1) S.J.ギャリソン 他,リハビリテーション実践ハンドブック:
 シュプリンガー・フェアラーク東京,pp11,2005
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体は使わないと筋力が減少してしまう。1年間平均的な日常生活を行った場合でも筋力は1%減少していくと言われている。寝たきりでは2日で1%衰えると言われる。要するに1年分の衰えが

まとめwoネタ速neo | 2012/06/13 02:49

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