Admin   Newentry   Upload   Allarchives

理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: スポンサー広告

TB: --  /  CM: --

top △

変形性股関節症のバイオメカニクス 

変形性股関節症ではどのような
バイオメカニクスが生じるのであろうか。
両側性股関節症のend-stageの場合の
下肢の関節モーメントとパワーについての
文献があるので紹介する。

両側性股関節症のend-stageでは
前額面の変化としては
股関節が外転モーメントは低いことと
骨盤は同側に傾斜する傾向が強い1)とされる。
また矢状面の変化としては
支持側の股関節の伸展角度と
同側の足関節の底屈角度が減少、
足関節のパワーは増大している1)とされる。

要するに股関節は外転に動かず骨盤が傾くとともに、
支持側下肢の伸展モーメントは減少。
それを補うために足関節のパワーは増大している。
こういった歩容は股関節症end-stageではよく見かける。

腓腹筋のだるさや痛みの訴えがあり、
神経症状なく炎症症状もない。
筋の伸張痛と収縮痛が軽度あり、
触診にてこわばりを認める。
end-feelでも"mushy"tissue stretchもしくは
late muscle spasmが確認され
筋の緊張が治療のターゲットになるかもしれない。
主症状は腓腹筋の緊張だが根本的な問題は
股関節伸展モーメントの低下である。
これの代償として足関節のパワーを増大させ、
前方推進力を作り出しているのである。

評価として主症状に対するアプローチを
することに異論はないがそれが生じる理由というものを
動作から見つけ出していくことが必要である。

1)Kubota M,et al:Quantitative gait analysis of patients
 with bilateral hip osteoarthritis excluding the influence
 of walking speed.Orthop Sci 12:451-457,2007.
関連記事
スポンサーサイト

Category: 股関節

TB: 0  /  CM: 0

top △

この記事に対するコメント

top △

コメントの投稿
Secret

top △

トラックバック
トラックバックURL
→http://pain0205.blog92.fc2.com/tb.php/791-68a4a97f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

top △

2016-12
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。