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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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stiff knee gait2 

アプローチでは左右差を感じてもらった。
非障害側は「軽くて動かすのは楽。」
障害側は「重い。」とのことである。
おそらく過剰な筋の収縮により主動筋の動きと
拮抗筋の動きが反発し合っているのかもしれない。
「感覚はどうか?」と訪ねると、
非障害側は「股関節・膝・足首・
指の先が全部はっきりわかる。」
障害側は「股関節と足首と指はわかるけど、
膝はわからない。」とのこと。
過剰な筋の収縮により筋紡錘が正常に機能しなければ、
その筋の長さの変化をとらえることができず
位置覚は的確に認知されなくなる。
要するに足がどこにあるのかどのように動いているのか
わからなくなってしまうのである。

過剰な筋収縮が減少すれば位置覚の認知も正常化され、
stiff knee gaitも改善する可能性がある。
しかし力を入れることは意識的にできても
力を抜くというのは意識をしないことリラックスすること。
これは案外難しいことである。
こういう場合は感覚に集中するように促すと
うまくいくことが多い。
「こっち(非障害側)の足を動かすとき何考えてますか?」
「じゃあこっち(障害側)の足は?」
患者さんの答えは
「こっち(障害側)は痛くないか気にしてますね。
あと動かそうと一生懸命になってる気がする。」
というものであった。
痛みの感覚に集中するとともに、
運動の意識は過剰になっているようである。
誘導として「それじゃあ膝に集中して下さい。
どのくらい曲がってるのか感じてみて下さい。
まずこっち(非障害側)を動かして、しっかり感じますね。
同じようにこっち(障害側)も感じることができますか?」

「だんだん感じるようになってきました。」
そう発言が変化したときに
「今は足が軽くないですか?」
と問いかけをする。そうすると感覚を感じるようにすると
力が抜け力が抜けると軽くなるのに気がつく。
あとは歩くときにも足を感じながら歩くイメージで
平行棒内から歩いてもらい、自主訓練として行うように促す。
そうすることでstiff knee gaitは解消され、
自分でも何が原因だったのか不安がなくなった。

整形疾患でも痛みや習慣により
中枢に影響を受けることは少なくない。
体は脳で動き脳で感じるので当たり前ではあるが
障害のある部分以外のところからも
影響していることを意識する必要性は大きい。
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まとめtyaiました【stiff knee gait2】

アプローチでは左右差を感じてもらった。非障害側は「軽くて動かすのは楽。」障害側は「重い。」とのことである。おそらく過剰な筋の収縮により主動筋の動きと拮抗筋の動きが反発し...

まとめwoネタ速neo | 2012/07/09 15:59

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