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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

病期でアプローチの視点は変える 

痛みに対する理学療法的アプローチは
病期によって着目する視点が変わってくる。

急性期は組織が傷ついている状態である。
生体機能としては炎症等の反応が起きており
痛みも強く身体はその部分に負担がかからないような
動きや姿勢をとる。
こういったときは生理学的な要素が
回復に最も影響を与える。
いかに負担を減少させ、組織の回復を促すか。
日常生活の姿勢や動作などから
負担をいかに排除するかが求められる。
ここでは医学的視点が重要であり、
RICE処置が一般的なところである。

痛みが軽減し、しかめっ面をするGrimace signや
痛みで飛び跳ねるような動作をする
Jump signが減少してくると亜急性期に移行する。
組織の回復とともに組織の可動性や運動性を
改善させる意味では非常に慎重な評価が求められる。
アプローチが強すぎると組織の悪化を助長するし、
またアプローチが弱すぎると回復に時間をかけてしまう。
セラピストの腕の見せ所としてはこの時期の
病期の見極めと適切な刺激量でのアプローチである。

慢性期になると組織の回復は落ち着いており、
物理学的要素が影響として大きい。
障害を受けたところの柔軟性は改善しているか?
その周囲の柔軟性はどうか?
身体全体の動きを通して過剰な運動を起こす
ストレスのかかる場所はないか?
かばう動きが習慣化してしまっていないか?
筋力を回復させながらパワーや耐久性はどうか?
こういった運動学的視点に移していくことで
身体の運動機能の回復を促すことになる。

MSI2
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Category: 痛み

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