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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

筋の短さや長さの関係 

アプローチを行う上で筋をターゲットにすることは
よくあることである。
アライメントにおいても筋の影響は大きく、
どの筋が短くなっていてどの筋が長くなっているのか
を把握することは大切である。
それらの関係性により骨は引っぱられ
アライメントは形成されてしまうからである。

それでは筋が短くなる場合や長くなる場合は
具体的に何が起きているのであろうか。
短くなる場合では硬さによるものと短縮によるものの
2つが影響する。
硬さでは並列の筋節が増加した状態で
ミオシンやタイチンが増加した状態にある。
こうした状態はアプローチ後に筋の短さに変化が生じる。
もう1つの短縮によるものでは
直列の筋節が減少した状態にある。
これには数週間〜数ヶ月の期間が必要になるため
アプローチで変化を起こすことはない。
筋に対するアプローチの効果判定で
すぐに効果が出るものは硬さによるもの。
効果がでないものは短縮によるものと判別できる。
短縮によるものでも長いスパンで変化することは可能なので
姿勢や動作など日常生活をターゲットにして
繰り返し認識してもらうことが重要である。

筋が長くなる場合では延長といって
筋が伸びてしまった状態をいう。
これは筋節が増加した状態である。
筋力そのものは変化していないので
筋を短縮位にすることで筋出力は向上する。
アライメントが変化することで筋の出力が変化するのは
こういった影響も考えられるのではなかろうか。

筋の硬さ・短縮・延長どれも筋の長さ張力曲線から考えると
筋力低下を示すことになる。
しかしその筋力低下はどういったことによるものかを
把握することで状態に会ったアプローチを選択できるのではなかろうか。

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