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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

運動イメージの順序 

4野(一次運動野)は直接障害されることは少ないが、
フィードバックされない場合に抑制されることは多い。
脳梗塞によって運動が行われない場合や、
骨折などによる廃用もこれに関わることになる。

要するに動かすことが少なくなれば、
障害されていなくても
抑制されることで機能が障害される。
しかしいざ動かさそうとしたところで、
今度は過剰な運動となってしまい
パフォーマンスに繋がらないことは多い。

4野を促通させるためには
皮質間での連絡が強い部分の刺激が有効である。
そのためには注意と感覚情報と関連の強い2野と
感覚・知覚を元に運動イメージに関連の強い、
運動前野を促通する必要がある。

運動イメージによるメンタルプラクティスには
感覚や知覚といった経験が必要になる。
そのため、興味とともに注意を喚起しつつ、
感覚情報を入力しそれを元に感覚と知覚を形成する。

感覚や知覚の記憶は運動イメージに変換される前に
ワーキングメモリに形成される。
このワーキングメモリは難易度の関わりが大きく、
優しすぎても難しすぎても働かない。
適度な難易度設定がワーキングメモリ活性化に繋がる。

こうした脳の機能を考えていくと
学習に必要な要素の関係性を考慮することは重要である。
感覚・知覚記憶をワーキングメモリに形成しそれを元に
運動イメージを形成していく。

勉強も運動もこういった学習要素は
必要不可欠なところになるのではなかろうか。

脳卒中のアプローチ

1)丹治順.脳と運動 第2版 ―アクションを実行させる脳―
 (ブレインサイエンス・シリーズ 17) .共立出版1999
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