Admin   Newentry   Upload   Allarchives

理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

理屈でなく感情に訴えかける 

頭ではわかっていても、同じことをしてしまう。
したらいけないと言われていることをついついしてしまう。
こういったことはないだろうか。
これは人間の心は意識している部分より、
意識していない部分の方が影響が大きいためである。

人の心は意識している部分はわずかで
大部分が無意識であると言われる。
意識している部分は顕在意識と言われ、
全体の3-10%である。
無意識の部分は潜在意識と言われ、
全体の90-97%である。

理屈は顕在意識で捉えられるため、
頭でわかっていても行動に繋がらないことも少なくない。
それに対して感情に響く潜在意識に働きかけると、
暗示にかかりやすく理性・思考・判断は低下してしまうのである。
自分の心に響いた相手のことはよく見えやすいし、
不快に感じた人は悪く見えやすい。

恋をしているときはあばたもえくぼで、
すべてがかわいらしくもしくはかっこ良く見えるが、
冷めた瞬間にそれは驚くほど変わってしまう。
いくら理屈で説得したところで心に響かなければ、
なかなか行動は促されないものである。

運動療法や歩行訓練を行うときはどうだろうか。
いくら筋力や歩行の重要性を説明したところで、
行動に結びつくとは限らない。
無理矢理に歩いたところで学習効果は低いものとなるであろう。
患者のニーズを捉え、
この練習がどれだけそのニーズに近づくのかを説明した方が
よっぽどやる気を引き出すことができるのではなかろうか。

理屈より感情に訴えかける方がとても重要だと感じる。


関連記事
スポンサーサイト

Category: 会話

TB: 0  /  CM: 0

top △

この記事に対するコメント

top △

コメントの投稿
Secret

top △

トラックバック
トラックバックURL
→http://pain0205.blog92.fc2.com/tb.php/896-a7b02dff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

top △

2016-12