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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

脊椎の不安定性 

脊椎の不安定性という言葉は
度々用いられるが案外曖昧に用いられている場合も多い。

脊椎の不安定性とは
脊椎分離症や脊椎すべり症などが
疾患として挙げられる。
安定化筋群の神経制御不良や靭帯の弛緩などにより
過可動性が生じた状態である。

治療のターゲットは過剰な可動性のある分節の
動きを減少させることにある。
日常生活での姿勢や動作での運動性を低下させるために、
姿勢指導や動作指導。コルセットの着用で可動性を制限する。
深層筋の収縮を促すことも重要である。
過剰な運動が生じやすい動作で
協調して深層筋が働くように動作訓練を行なうことも有効である。

また過剰な運動性の関節がある場合は
周囲関節の可動性が低下していることが多い。
可動性の低下している周囲関節が可動することで、
過剰な運動性の関節の動きは少なくなる。

Fritzによれば並進4mm以上または
回旋が10°以上になると外科適応としている1)
外科適応になる前にうまく制御できるような
運動パターンを学習することは
リハビリテーションの上で重要な役割の一つではないだろうか。

1)Fritz,JM,Erhard,RE,Hagen,BF:Segmental instability of the lumbar
 spine.Phys There 78(8):889,1998
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Category: 腰椎

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